【一人旅】4日目:広島→福岡【2019】
一人旅、4日目。2019年9月18日(水)です。
広島からスタートし、一気に福岡・博多へと進みます。
広島県
遅めの起床から大浜PAを出発し、平和記念公園周辺で親友とその彼女の御一行に合流します。親友とは中学2年からの仲になり、2年間のクラスメイト、同じ塾、その後高校では別々の進路に進んだものの高校2年時に実家が同市内に一軒家を建てたら斜向かいがなんとその親友だった、と言う巡り合わせを経て現在に至ります。お互い現在は実家に居ませんが、『飲むか』の一言でどちらかの実家に帰って夜通し語り合う、みたいな気楽な仲でやらせてもらっています。良いヤツです。
今回はTwitter上で親友が投下していた「明日から広島」的な投稿に私が『俺も明日着くよ』と投げたところ、「んじゃ一緒に昼飯食おう」となり会うことに。いつも通りのこの気楽な感じが最高です。終始運転で店探しが出来ない私に代わって美味そうな昼食の店を選んでくれたのも感謝です。
長田屋
長田屋焼・そば(1,350円)
届いてまずその大きさに驚かされます。4分の1にカットしたものでも十分な量。
食べれば今度はその具沢山さに圧倒されます。肉、卵、生イカ、生海老、イカ天(さらにイカ!?)、月見ネギ(さらに卵!?)、と言う構成になっている様子。入れる麺類としてはそばかうどんで選べますがこちらはスタンダードにそばを選択しました。フワッとしながらもそばのパリッとした食感や具の味わいもあり美味しいお好み焼きでした。
スペシャル・うどん(1,100円)
こちらは、卵、生イカ、イカ天、大葉、ネギの構成。こちらはうどんを選択してみました。こってりした食べ物なのに大葉が入っているおかげでほんのりとサッパリさをもたらしてくれるのがまた良かったです。
そばorうどんについては、個人的にはそば派でした。そばのパリッとしたアクセントに比べ、うどんだと生地のもっちり感の延長戦みたいになってしまいアクセントに欠けるかなと。逆にモチモチしたお好み焼きが好きな人はうどんを選ぶのが良いかもしれません。
瀬戸内レモンソーダ(300円)
これは至って普通のレモンソーダでした。
親友らは今日が旅行初日。これから厳島神社に向かうそうで、仲の良い二人のせっかくの旅行を長く邪魔してもいけないのでそのまま長田屋で解散しました。
原爆ドーム
実はいままで行ったことがなく初めて見ました。
平和記念公園
タイミングが良かったのか、いたのは学校行事と思われる学生さんと外国の方々くらい。外国の方々は次々に祈りを捧げてくれていて、それだけでも来てみて良かったなと思える風景でした。
福岡県
ベッセルホテル 福岡貝塚
宿泊費・2泊(12,603円)
博多に向かう途中、PAで休憩している時に当日予約。
天神駅まで1本で行けるだけでなくかかる時間もたったの15分ほど。めちゃめちゃ良い立地なのに1泊6,000円少々と言うのは破格でした。
しかも共通の駐車場には『ひらお』が。こちらは早速行ってきましたが後述します。
私は非喫煙者ですが、当日予約のため禁煙タイプの空きはゼロ。服にニオイがつくのは嫌だなぁ、でも仕方ないよなぁと思いながらもチェックイン時にダメ元で聞いてみようと思ったところ、とんでもないことになりました。
私『やはり禁煙タイプの空きはないですよね…?』
ホ「お調べいたします」
…
ホ「申し訳ございません、やはり禁煙タイプの空きはございませんでした」
私『いえいえ大丈夫ですよ、ダメ元で聞いただけなのd
ホ「その代わり、お部屋をシングルからツインにアップグレードさせていただきました!」
私『!?!?!?』
かくして謀らずともツインルームを獲得してしまった私。
残念ながら一人旅なので活用も出来ず持て余すだけで終わってしまいましたが、ベッセルホテルの素晴らしいサービス精神はお伝えしておきたいと思います。またタバコのにおいはそれほどなく、翌日には綺麗に抜けていました。
ひらお
やって来ましたひらひらひらお。
コスパの良い天ぷらは勿論のこと、ここの目玉は何といってもフリー塩辛。
天ぷら定食・小めし(740円)
天ぷらは6品。上から順に、
- キス、白身魚、サバ
- かぼちゃ、茄子、ピーマン
- イカ
となっていました。どの天ぷらもサクサクなだけでなく素材自体も美味しい。740円で良いの!?1,000円くらい取れるのでは!?と思わされるクオリティでした。
天つゆは出汁香る醤油が濃い目のもので、これがもうご飯が進むこと。思わずバウンスしてしまいました。
ここからがひらおの真骨頂。カーイーのカラシーオです。
もちろんこうして、
こうするよね!!!
いやーこれ美味すぎますね、忘れられない経験です。肝を使わずに塩と柚子で構成されているので、一般的な塩辛が食べられない人にもおすすめできます。ちょっと塩気が強くなっているのがポイントで、ご飯はモリモリ進むしお酒もグビグビ進むことでしょう。
なお気付いてしまった人もいるかも知れませんが、えぇ、時系列的にはイカ塩辛→天ぷらバウンスです。ご飯がぽっかりと空いているのはイカ塩辛の仕業でした。
東京にも欲しいなぁと思うばかり。良い店でした。
かわ屋
ひらおの後は博多でよく聞く『とり皮』を食べに、貝塚駅→天神駅→薬院駅へと移動し『かわ屋』へ。
とり皮(110円)
同じものの写真を2枚撮ったのではなく10本オーダーしました。
パリパリに焼かれた皮とグニュッとした皮本来の食感が合わさっています。タレはもう少し甘いものを想像していましたが結構醤油が強めの味付けですね。
とり皮はこんな感じで出来上がっている物がスタンバイされていて、注文の後に炙ってから提供するようになっています。なので注文→提供が早い。スピードメニューですね。
ささみのしぎ焼き(350円)
先に結論から言ってしまうと、かわ屋で食べた中でダントツに美味しかった。
外側を軽く炙ったささみにわさび醤油のタレがかかったもの。断面を見てわかる通りの絶妙な火入れ具合になっており、ささみらしいパサパサした食感ではなくしっとり。一口食べて『うんめぇ…』と唸りました。正直とり皮よりもこっちに価値があると思います。
ナンコツ(110円)
結構さっぱり食べれますが、普通な方だと思いますね。
すじ(110円)
これは煮込んだ方が美味しいタイプのすじ。正直微妙でした。
ししとう(300円)
焼き加減が神懸ってました。
ちょっと塩がきつめにかかってしまっていたものの安定の美味しさ。
ダルム(110円)
これは美味しかった。
臭みがあるモツも好きって人じゃないと食べれない味わいなんですけど、その臭みも含めたトータルでかなりいい線行く美味しい串です。タレはキャベツにかけるタイプの酢が効いた塩だれベースで、このクセを堪能する上ではこのタレしかないだろうなって組み合わせでした。
サガリ(200円)
唯一の肉々しい1本。これは美味しくいただけました。
キモ(110円)
レバー。この辺りはあまり得意じゃないのかな?と言う印象。
酢もつ(300円)
これはまぁ間違いないですね。普通に美味しいです。
〆のスープ(サービス)
『お会計お願いします』と言うと「こちらを飲んでお待ちください」と。
鳥の旨味が凝縮されたプーのスー。こんなん絶対うまいじゃん!最高!
一人だけ物凄い態度の悪さで接客をしている方がいたのですが、その方を除けば特に若いスタッフさんなんかはとても上手な接客でした。
しぎ焼きとダルムは一度食べてみる価値がありますよ。
天神駅
なんだか画になるなと言う場所がちょいちょいあったので撮影。
4日目は胃袋のキャパ的にここで終了!
5日目丸々と6日目のAMまではこんな感じで博多めしを食べつくしていきます。
明日もどうぞご期待くださいませ!
本日のベストフォト
塩辛の写真と悩みましたが、人が映り込んでいないのは貴重かなと!
原爆ドーム: 物産陳列館から広島平和記念碑へ (歴史文化ライブラリー)
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